告白しようと思って、出てきたら、
彼が帰るって言って。

冗談だったのだけど。当たり前だけど、告白しようなんて私が考えているなんて、私しか知らないし。
でも、二人で喋りたかったのは、ずいぶん前からこの時を心待ちにしていたのは、私だけだったんだなって。
少し気分が落ち込みながらも、帰りたがる彼を定時まで引き止めて、送り出した。

これは完全に脈なしだなって、一人でじわじわ落ち込んでいって。何をしても楽しくなくて。心配させまいと思っていた母にこぼしたりして。

気分が下がったまま、火曜日出勤して*1、嫌々していたとき、彼が私を呼び止めた。

そして、おみやげをくれた。

*1:月曜日は休みを取っていた